良く適正価格と言うのが、話題になります。
家の適正価格とは一体いくらなのか?
一般的には家の価格は材料代や大工や左官の人件費に会社の経費を足したものが家の価格になるのですが、これがはたして適正価格なのか?
そもそも適正価格というのがあるのでしょうか?
昔は私も上で書いたように価格を決めていて、それが適正価格だと思っていました。
私は適正価格はあなたが決めるものだと思います。
一般的な決め方の材料プラス人件費プラス会社経費という決め方は一見なんの問題もないような気がしますが、大きな問題が隠れています。
それは業者目線で価格が決めれれていると言う事です。
適正価格とはその家の価値が、価格より高いと思ったときその価格が適正な価格となるのです。
適正価格とはつまり業者が決めるものではなくあなたが決めるものです。
あなたにわかるような形で価格を設定しそれを見ていただき納得できればそれが適正価格。
納得できなければ適正価格ではないということです。
いくら材料費や人件費が多く掛かっていても価値のない家には多くのお金を払いたくないというのが本当ではないでしょうか?
逆に実際に掛かっている原価は安いけど、本当にその人にとって価値があるものなら、少し高くても欲しいものです。
だからと言って安く作りぼったくりはいけませんが、この家だったらこれくらいは出してもいいね。
とあなたが判断したらそれが適正な価格だと思っています。
材料代や人件費の原価の高さと価値は必ずしも比例するとは限らないのですね。