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自由設計の注文住宅でよくあるケース。設計図作成時の注意点

2023年02月04日


自由設計の注文住宅は施主様が欲しい家を欲しい価格で実現できる良い方法です。

しかし、注意点もあります。


それは、自由に設計できる反面、予算が足らなくなり、建物価格が高くなる。

予算と希望の家の両方を考えながら設計を進めないと大変なことになります。

参考までですが・・・

今の工事原価は坪53万円くらいです。

自然素材の高断熱のデザイン住宅です。


40坪の家で2120万円。

これに設計監理費や工事管理費、アフターサービスそして保証料などを加えると大まかですが500万円はかかります。

このような今の標準的な家づくりの価格や予算を考えながら設計を進めます。



予算内で希望の家を建てるには?

それは資金計画を立てる。
その資金計画内の予算内で設計図を作る。

この予算内、建物予算内で設計図を作ることが大事です。

この予算内、建物予算内で設計図を作らないと後で予算オーバーします。

建物予算内で設計図を作ることとは?


それは家の大きさや使える材料や設備機器の値段を知り、予算オーバーしないように考えながら設計図を作ることです。

又は、予算が足らなくなった時を考えて優先順位を考えておくことです。

必ず叶えたいことは家の大きさ。

40坪の家は必ず欲しい。

予算が足らない場合は好みの床材や外壁材は諦める。


優先度が高い、夏涼しく冬暖かい家は必ず実現する。

しかし、予算不足なので木製高断熱サッシは諦める。


という感じです。

必ず実現したいことやものは実現する。


予算がなければ潔く諦める。

予算は限られているけれど希望が5つも10個もある。

これは現実的ではありません。


予算が限られている以上、こだわりは一つに専門特化しましょう。

家づくりで失敗や後悔しないための設計法です。


予算オーバーしないための家づくりの手順。

1.資金計画を立てる。

2・設計図を作る。

3・施工の工務店を探す。

4・工事契約を結ぶ。

今までの40年の家づくりの経験をしてきましたが、この方法が一番良いようです。