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断熱性能も上がるけれど建物価格も上がるのでは困る!

2022年08月24日

今からは断熱等級6,7の時代が来るのか?
来るのか?ではなく来ましたね~

今までの断熱等級は4が最高でしたが、今後は断熱等級6,7が標準になるのでしょうか。
標準になるのはまだまだ先だと思いますが・・・

断熱等級6,7になると付加断熱が必要になりますが、コストも200万円程度は上がりそうです。
ウッドショックで値上がりしたばかりで今後の家づくりはコストだらけになります。

建築サポートが今の自然素材、高断熱、デザイン住宅にこの断熱性能をグレードアップすると、坪単価67万円~坪単価75万円税込みになると積算しています。
今後は本当に価格と家の品質との闘いになります。

さらに今のローコスト住宅、安い価格をウリにしている住宅会社は今後大変になるのではないでしょうか。
もちろん、建築サポートのウリも安くて良い家や欲しい家が予算内で実現というものですので、うかうかとはしてられません(笑)
頭をフル回転させながら安くて良い家を提供できるようにしたいですよね。

建築サポートはムダゼロ原価建築でムダなコストを省き、高断熱屋自然素材にお金を掛ける家づくりを20年前から行っていますが、その家づくりは間違ってはいないようです。
また、高気密高断熱の施工や知識がない工務店や建築会社の未来はあるのか?

建築サポートは20年前から高気密高断熱を勉強してきましたが、多くの大工さんや工務店さんはそれらの勉強をしていない人や会社も多く、心配です。
中小工務店がこれから生き残るには、安くても良い家を建てることです。

建築サポートは工務店ではありませんが、安くて良い家を建てるプロですので、大手ハウスメーカーに勝つ戦い方をお伝えします。
大手ハウスメーカーは何とか対応していけます。資金にも大丈夫でしょう。

建築サポートも、この断熱等級6,7の受注もちらほら出てきたので、施工店さんの指導が必要になると思われます。
ただそれもコストですので、今後ますますのムダなコストダウン、効率がいい時間の使い方、打ち合わせ内容が必要になります。

今後、コストアップは避けられませんが、これは仕方ないところでしょう。
健康快適に省エネで暮らせますからね。

日本には四季があり、夏は暑く、冬は寒いですよね。
でも、家の中だけは「夏涼しく冬暖かい」を実現したいところです。

■夏涼しく冬暖かい仕組み
キーワードは「断熱」「気密」です。
〇断熱(だんねつ)
断熱をすることで外の気温に影響を受けなくなるので、室内の気温を暑すぎず寒すぎない程度に保つことが出来ます。建設時に断熱材を壁に埋め込んだり、断熱シートを使用したりすることで断熱できます。

〇気密(きみつ)
気密とは家の隙間を極力減らして空気の流通を妨げることです。これによって、夏は生ぬるい空気が入ってくるのを防ぎ、冬は冷たい空気が入ってきて寒いという思いをせずに済みます。

■夏涼しく冬暖かいメリット
当然、季節や気温の変化で嫌な思いをせずに済むというのが一番のメリットですが、他にも良い点は2つあります。一つ一つみていきましょう。
〇省エネ・エコ
夏に室内が暑かったらクーラーを長時間効かせる方は多いと思います。逆に、冬に寒かったら暖房をずっと入れているという方もいらっしゃると思います。
断熱性・気密性に優れている住宅では、エアコンをそれほど使う必要はないため電気代の節約にもなり地球に優しいというメリットがあります。

〇間取りを好きなようにできる
断熱性・気密性に優れている家では部屋を細かく区切る必要がないので、広い部屋をつくったり、逆に小さい部屋を何部屋も作ったりなど好きなように構成できます。
通常の注文住宅なら、間取りは自由に決められるわけではなくある程度制約はあります。

■夏涼しく冬暖かい注意点
〇換気をこまめにしましょう
気密性が高いということは、室内が密閉されているという事です。換気をこまめにしないとほこりが増えたり、湿度が上がりカビや細菌が増えたりします。
もし、化学物質が含まれている建材を使用している家の場合は、シックハウス症候群になる可能性が格段に上がります。したがって、気密性が高い家の場合は、建材にも注意を払う必要があります。

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